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分電盤とキュービクルの違いとは?

電気を受け入れ、それを送り出す設備を分電盤、またはキュービクルと呼びます。

分電盤は個人宅など小規模な建物に設置するもの、キュービクルは大型施設に利用するものとお考えいただければわかりやすいです。

役割としては近いものがあり、まず外部から電気を受け入れます。
そしてその受け入れた電気を少量ずつ、小分けして送る役割があります。
コンセントなら100V、または200Vにして送電されます。

分電盤は全体をコントロールする司令塔のような役割があるので全体の電気を遮断することもできますし、特定の場所だけ電気を送ることもできます。

一方、キュービクルは箱型の変圧装置が搭載されています。
非常に大きな電気が集約されているのでこちらも分電盤と同様に、使える電気の大きさに変圧し送っています。

ちなみにキュービクルはその変圧設備のことを指す意味です。
分電盤と同じような総称で言うと配電盤となります。

配電盤も電気回路を理解できる仕組みになっているので、どの部分に、どれぐらいの電気が送られているのか、キュービクルをチェックすれば一目でわかります。

デンソーでは分電盤やキュービクルのメンテナンスをする機会も多いので、ぜひ理解を深めていただきたいです。

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2022.04.20

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